わたしの海外生活体験

イギリス留学|イギリスの美術大学で版画制作に没頭

留学は、最初の3ヶ月間の過ごし方で決まります

美大を卒業後、版画を学びにイギリスへ留学、現在は東京でイラストレーター兼グラフィックデザイナーとして活躍している小野さんをレポート!

大学でグラフィックを専攻していた私は、かねてからの希望だった留学を決心し、英語圏かつ伝統文化のあるイギリスを選んで、版画の勉強をすることにしました。美大から美大へ行ったので違和感はなかったものの、入学する2ヶ月前に渡英し、英語を集中的に学んでおきました。ちょっと早めに現地入りし、住む場所を探したり、その土地の生活環境や言葉に慣れておくと、後でとても楽です。

大学院なので決まったスケジュールはなく、作品を無心に作り続ける毎日。その中で月に1、2回、先生にひとりずつ呼ばれてプレゼンを行うチュートリアルや、生徒全員が集まって今後の方針を語り合ったりするフォーラムがありました。2年で修了し、さらにもう1年残って満足のいくまで制作を続けました。

イギリス人は個人主義的傾向が強く、外国人に対して自分のペースを乱してまで親身になって助けてくれるということはありません。でも、入学当初は皆が「友達を作ろう」とオープンな気持ちになっています。最初の2、3ヶ月の間に、たとえ言葉が分からなくても、皆の輪の中へ飛び込んで、友達を作っておくことがとても大事です。恥ずかしくても、失敗して笑われても自分のキャラクターを出していると「楽しいヤツだな、いいヤツだな」と思ってくれます。私は大学のバーで「こんなクレージーな日本人には、初めて会った」などと言われていました。

こんなことを言うと「イギリス人は冷たい」と思われてしまいそうですけど、一旦垣根がとれて仲良くなると、本当にいい友達になれます。言葉は、自分に伝えたいことがあり、何度も同じことを言ったり聞かれたりしているうちに、自然に上達していくものです。友達が大勢いると、自分ひとりの力では手に入らないさまざまな情報が、いち早く入ってきますよ。

帰国して10年以上経ちますが、いまだに留学当時の友人たちと付き合いがあります。帰国直後はイギリスに戻りたかったのですが、やがて「どこに居ようが構わない。友人たちは、東京で私ががんばっていることを誇りに思ってくれている」ということに気づきました。彼らの期待に応えるためにも、いい仕事を続けていきたいと思っています。

ジャンル 留学
滞在地 イギリス(ウインブルドン)
滞在期間 約3年
目 的 版画を学ぶため
入学や渡航の準備 当時は情報も少なく、大学の情報収集からすべて1人で行った
総費用 授業料年間約4800ポンド。生活費等月約15万円くらい
食 事 朝は自炊(たまご料理)、昼、夕は学食にて。週末は自炊もしくは、時々中華街などで外食
出発前の英語力 日常会話OK
学校名または
参加コース名
Royal College of Art

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